沖縄県の恩納村は沖縄本島の中央部分に位置する日本でも有数のリゾート地です。東シナ海の海岸沿いにはいくつものリゾートホテルが立ち並ぶなど、海辺のバカンスを楽しむ人々が大勢集まってきます。2000年に沖縄県で開催された九州・沖縄サミットでは、世界の首脳陣が恩納村のリゾートホテルに宿泊したことでも有名です。また、恩納村にはダイビングスポットの穴場がいくつもあり、ダイバーたちの間でも人気の高い場所です。そこで恩納村へのバカンス旅行を予定している方におすすめしたい穴場のダイビングスポットを次に紹介していきます。
万座のナカユクイは真っ白な美しい砂地と珊瑚礁の両方を見ることができるダイビングスポットです。多様な生物が生息しているためじっくり観察して撮影することができます。潮の流れもほとんどなく、初心者でも楽しめる場所になっています。万座のオーバーヘッドロックは、やや上級者向けのダイビングスポットです。潮の流れが強いため、初心者は避けた方が無難です。滅多に見ることのできないウミガメやピグミーシーホースとの遭遇率が高く、撮影するには絶好の場所といえるでしょう。万座のドリームホールでは水深8メートルの場所にある洞窟内で幻想的な体験が味わうことができます。アカマツカサやハタンポなどが多数生息していて、その光景は実にうっとりする美しさです。恩納村の山田は初心者から上級者のダイバーまで幅広く楽しめるダイバースポットです。水深の浅い場所でもたくさんの魚たちが群れをなしている光景を見ることができます。水深の深い場所にはレアな魚たちが多数生息していて上級者も十分楽しめます。
恩納村では1989年から始まる珊瑚の移植活動や1998年から続く珊瑚の養殖植え付けなどが行われていて、珊瑚の保全や再生活動が非常に盛んです。そのため恩納村の海はダイビングした際に美しい珊瑚礁をたっぷり味わうことができるなど、ダイバーにとっては天国のような場所です。恩納村ダイビングは楽しいバカンスの旅を良い思い出として、いつまでも記憶に残っていくことでしょう。